日本の文化を伝える・・・
海外の子ども達に日本文化を見て頂きたいと、パース日本人学校に西陣帯を寄贈
しました。
帯 地 西陣織(大島織袋帯) 2010年西陣織工業組合調べ
1950年結婚の際、両親から持たされた。
この時代は荷物がきちんと収まった段階でご近所にお披露目式があ
り、皆さんが家に上がって嫁入り道具や着物をみる風習があった。
西陣織工業組合の1959年(昭和34年)版西陣年鑑に「大島国造」と
いう方が載っているが、現在その住所にそういったお方はなく、そ
の方の織られたものであるかどうか調べることは出来ない。
西陣織の図案家によると扇面に菊・松と古くから今日まで用いられ
ている柄である。
西陣で「目利き」と呼ばれる方によると写真であるため、帯の裏表
を見ないと断定はできないが「手機で織られた西陣織の丸帯に間違
いないでしょう。また、大変良い品物です。」
パース日本人学校から嬉しいお礼のお手紙を頂きました。