福島大学附属幼稚園と福島市立笹谷保育所に寄贈しました

福島大学附属幼稚園と福島市立笹谷保育所に寄贈しました

代表の林由美子をはじめ、鈴木賢司鈴木裕美子ら会員は3月29日、福島市内の福島大学附属幼稚園と市立笹谷保育所を訪問し、両施設からご希望のあった遊具などを寄贈させていただきました。

今回のご寄付は以下の団体の皆様からです。

1)震災から1年にあたる3月11日、オーストラリア西海岸のパースで反原発福島支援イベントRemembering Fukushimaが開催され、同イベントに参加した方々の寄付金(福島大学附属幼稚園、笹谷保育所

2)東北の震災・津波で影響をうけた子供たちを各方面から支援をすることを目的に、昨年設立された一般社団法人「東日本大震災で被災した子供を救う基金」からのご寄付。同基金はメンバーのほとんどが弁護士・法律事務所関連者です(福島大学附属幼稚園)。

3)THE BIG K.I.S.S PROJECT(本プロジェクト)
日本人と外国人の親を持つ子どもや、国際結婚の家庭を支援していこうと、2009年8月25日福島市で発足した任意団体です(福島大学附属幼稚園)。日本国内各地をはじめ、オーストラリアでも活動しているメンバーがいます。


福島大学附属幼稚園では、浜島京子園長に広報担当鈴木裕美子から目録を贈呈。同幼稚園では、屋内で子どもたちが元気に遊べるように、軽量マットを購入する予定です。春休みのため、子供たちはいませんでしたが、先生とお話する事ができました。先生によると、「まだまだ子どもたちへの対応は大変」とのことです。原発事故後、園児は3割ほど減少しましたが、現在は徐々に戻っているそうです。

幼稚園内にある砂場をオーストラリアで採れた天然砂ホワイトサンド(不純物や有機物などを取り除き、400℃の高温で加熱処理しSIO99.8%に精製された清潔で安心な白砂)に交換。これに100万円かかったそうです。
http://www.educ.fukushima-u.ac.jp/kinder/



 続いて同日、笹谷保育所を訪問。マルチパネ・屋根ブロックを贈呈しました。
マルチパネは大型のブロックのようなもので、小さな家を組み立てて、子どもたちがその中に入ったりして遊べるミニ遊具です。それまで、家の壁にあたる部分は寄贈済みでしたが、屋根はありませんでした。安斎節子所長から「ぜひ屋根を」とのリクエストがあり、今回第二回目の寄付となりました。

屋根をプレゼントすると、さっそく子どもたちが屋根に上ったりして大喜びの様子。子どもたちが礼儀正しく、「ありがとうございました!」と言ってくれました。先生方からも、「屋根に上って遊ぶことができて、子どもたちの遊びの幅がぐんと広がりました。本当にありがとうございます」といっぱいの笑顔で言っていただき、参加したキッスプロジェクトの会員も、喜びでいっぱいになりました。

改めて、今回ご寄付を頂きました皆様に御礼申し上げます。
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