南福島保育園の丹治園長から、寄付に対する御礼のお手紙と写真が届きました


平成25年6月26日
一般社団法人 東日本大震災で被災した子どもを救う基金 様

この度は、お話を頂き、当保育園の園児のために自転車を購入していただきまして、誠にありがとうございます。
震災や原発の影響で現在も当園に通われている園児やその親御さんも放射能への不安を抱えたまま日々の生活を送っております。
食事も福島県産以外の食品を取り寄せて作っており、毎日提供する食材のセシウムの検査を受けてから子どもたちへ食べさせるなど、内部被ばくを少しでも抑えようと努力しております。

また、除染作業を行い、園庭の放射線の数値も下がりはしましたが、園庭での遊ぶ時間を短くしたり、砂場遊びを控えたり、線量の比較的高い遊具の使用を禁止したりとまだまだ自由に遊べる状況ではありませんが、この度ご購入していただきました自転車は、子どもたちもとても喜んでおり、毎日かわるがわる遊んでいます。
時には取り合いになることも・・・。お外遊びのできる喜びと子どもたちの楽しそうな声を聞いていると私たちも自然と元気が出てきます。

あの震災以降、全国各地の方々から心温まるお言葉やご支援を頂き、励まされてきました。本当に感謝しております。
今後も子どもたちと一緒に福島の復興に向けてたくさんの元気を発信していきたいと思いますので、ご支援ご協力よろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。

南福島保育園 
園長 丹治 洋子