パースふくしまの会が西オーストラリア最大のエキスポ出展に協力、福島のお酒を紹介

パースふくしまの会は5月13,14日、Australian Hotels Association(オーストラリアン ホテルズ アソシエーション)/Hospitality EXPO(ホスピタリティ エキスポ)酒ブース出展に協力させて頂きました。

現地からの報告です。
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ホスピタリティ・エキスポは西オーストラリア州最大規模の展示会で、様々な会社や団体からの出品者や新しいサービスや商品の展示があり、ビジネスの発展に貢献しています。
主催者・団体はAustralian Hotels Association(オーストラリアン ホテルズ アソシエーション)で、会場はCrown Perth(クラウンパースホテル パース市内最大の高級ホテル。カジノも併設しており、宿泊者以外にも沢山の人々が訪れます)。
寝具,ケータリング関係者,ビール工場,乳製品会社,ドライフード会社,冷凍食品会社,食器類を扱う会社、フローリング,家具,インテリアデザイン会社,食通や美食家グルメ,肉、シーフード,ワイナリー,スナック類,照明会社,スピリッツ、ソフトドリンク会社,テクノロジー,小物など幅広い分野の企業・団体が出展し、ホテル/リゾートホテル関係者,レストラン,スモールバー,モーテル,クラブ関係者(ダンスする場所)酒屋,ケータリング/フードサービス関係者,カフェなどの事業者が参加しました。

日本酒に関してここ最近の流れとしては、オージーの中での認知度は上がっています。1991年ごろ酒屋で売っていたのは月桂冠大関のみだったそうです。ここ数年で日本食屋が増えた事が理由だと思いますが、他店との差を出すため、居酒屋風の店が出来たり、日本酒をたくさん取り揃えた店が出てきたおかげで、日本酒が広まりました。
エクスポ主催者より、ぜひ福島から参加をとのご提案を、在パース日本総領事館を通じパースふくしまの会に頂きました。また福島市飯坂町出身のジュンパシフィック舟山精二郎相談役様(シドニー本社)から、福島復興のために大七・奥の松・栄川の日本酒を寄贈していただくことが決まり、福島の再生を願い、県人会として海外にアピールすることを目的に兵庫県と共同ブースに参加することを決意いたしました。

それを受け、大七さまと奥の松さまの社員(エキスパート)の渡豪も決定し、エキスポ主催者側もとても喜んで下さり、参加が大変意義のあるものとなりました。ブースにはたくさんの方が訪れ、「日本酒はとても飲みやすいのに味に奥行きが有り、トロピカルフルーツやアニシードの香りがする」など、ワインを好むオーストラリアの方々に大変好印象を与えました。
「 過去に飲んだ日本酒が美味しくなく、悪いイメージがあったけれど、今回飲んでみてあまりの美味しさに驚いた」という方々や、「生まれて初めて日本酒をテイスティングして、こんなにまろやかでスムースなお酒があるとは知らなかった」と新しい味を満喫された方々が印象的でした。

2日間にわたる日本酒のマスタークラスでは、プレゼンターとして大七のアッツ・ブランクスタイン取締役が日本酒について、とてもわかりやすく説明して下さり、大盛況に終わりました。その際、他の蔵元様も壇上にあがっていただきました(栄川のおちょこをマスタークラス参加者に記念品として配布させていただきました)。

福島県国際課様から寄贈された起き上がり小法師赤べこストラップはお蔭様で大人気。福島県のポスターも美しく、ブースがとても華やかになりました。

今回のエキスポ参加は、たくさんの方々のご協力がなくてはあり得ませんでした。お蔭様で日本酒のイメージをとても良いものにする事ができたように感じております。これからも福島県の復興を願い、引き続き力を注いで参ります。

パースふくしまの会
ストックトン 亜紀子

*2014年5月20日ホームページを開設しました!
オーストラリア/パース福島県人会“パースふくしまの会”ホームページ
http://perth-fukushima-kenjinkai.com/